コース全体のクオリティを高めているのは、日本ゴルフ協会の競技基準を意識した公平かつ厳格な設計思想だ。むやみな難易度の高さでプレイヤーを困惑させるのではなく、ナイスショットには確実な報酬を、ミスショットには相応のリスクを与えるフェアプレーの思想が息づいている。
特にグリーン攻略においては、微小なアンジュレーションを見極める読みにくさが勝負の分かれ目となる。上りのパットを残す位置取りを徹底し、安易な突っ込みを控えるマネジメントがスコアメイクに直結する。自身の課題を浮き彫りにし、成長を実感させてくれる懐の深さこそが、リピーターを惹きつけてやまない理由だ。