では、具体的にいつ、どのように口に含めばよいのだろうか。臨床試験のデータを分析したコクラン・レビューの総合的な知見や、米国国立衛生研究所 (NIH) が提示する科学的評価によれば、最も重要なのは「タイミング」と「滞留時間」である。
風邪の引き始め、すなわち喉にわずかな違和感を覚えた発症から24時間以内に摂取を開始することが成功の鍵とされる。また、噛み砕いてすぐに飲み込んでしまっては意味がない。口の中で20分から30分かけてゆっくりと溶かし、成分を咽頭粘膜に長く留めることが、遊離亜鉛イオンの効果を引き出す必須条件となる。