気象庁が発表した最新の進路予想図によると、台風16号は今後さらに速度を上げながら北東へ進み、本州の主要都市圏へ最も接近する見込みだ。太平洋側を中心に、暴風域へ突入するピーク時間帯は明日未明から夕方にかけてと試算されている。線状降水帯が発生する可能性も極めて高く、短時間で河川の水位が急上昇する恐れがある。
日本気象協会の詳細解析でも、今回の台風が持ち込む暖かく湿った空気の量が平年をはるかに凌駕していることが裏付けられた。暴風域が通過する地域では、街頭の看板が飛ばされたり大木がなぎ倒されたりするほどの瞬間風速が観測される見込みだ。不要不急の外出を控えるのはもちろん、窓ガラスの補強や屋外の飛散物の室内に取り込みなど、物理的な備えを直ちに完了させなければならない。