なぜこれほどまでに皮ごと食べるスタイルが叫ばれているのか。答えは最新の栄養分析データにある。果実の皮膚とも言える外皮部分には、太陽の紫外線を直接浴びて身を守るために生成された抗酸化物質「ポリフェノール」が、なんと果肉の2倍以上も濃縮されている。
それだけではない。腸内環境を整える「食物繊維」は皮を含めて食べることで約50%も多く摂取できるほか、タンパク質分解酵素の「アクチニジン」も豊富に含まれる。アンチエイジングの第一人者である白澤卓二医師も、植物の外皮に潜むファイトケミカルの重要性を長年指摘してきた。皮を捨てる行為は、天然のサプリメントを自らドブに捨てるようなものなのだ。