放送当時、日本中を騒がせたのが十二支の面をつけた武装集団「鬼」の存在だった。放送開始当初はキャスト陣のクレジットが伏せられ、SNS上では「中の人は誰なのか」という苛烈な考察合戦が巻き起こった。その中心に君臨するリーダー・青鬼こと大和耕一を演じたのが菊池風磨だ。冷酷でありながら、時に哀愁を漂わせるその演技は、視聴者に強いインパクトを与えた。
現場では極秘裏に撮影が進められ、未公開裏話としてキャスト陣から語られるエピソードも非常に興味深い。鬼の面をかぶった状態での撮影は視野が極端に狭く、呼吸すら困難な環境だったという。それでもカメラが回ると瞬時に異様な威圧感を放ち、緊張感を保ち続けた俳優たちのプロフェッショナリズム。面を外す瞬間の撮影では、現場全体に張り詰めた空気が漂い、スタッフ一同が固唾をのんで見守ったという。