YouTubeでの大衆向けの発信と並行して、中田が強固な基盤を築いているのが有料のオンラインサロンである。月額制のコミュニティ内では、YouTube以上に濃密な思考の共有や、ビジネスプロジェクトの進行が行われている。
アンチ層からしばしば「信者ビジネス」「新興宗教的だ」と揶揄される構造も、ここから生まれている。クローズドな空間で熱狂的なファンに囲まれ、教主のように振る舞う姿が、外部の人間には洗脳や排他性のように見えるのだ。しかしビジネスの観点から見れば、アンチの騒音をものともせず、LTV(顧客生涯価値)の高いコアファンと直接つながるD2C(Direct to Consumer)型のエンターテインメントモデルとして、きわめて合理的かつ先進的な設計と言える。