国が掲げる教育改革の波も、この校舎の中に色濃く反映されている。文部科学省が推進する探究学習の重視や地域部活動移行のガイドラインに基づき、授業のあり方そのものが根底から見直された。
現代の中等教育に求められているのは、単なる知識の暗記ではない。課題を発見し、他者と協働して解決へと導く力だ。ICT端末を駆使したプレゼンテーションや、地域課題の解決に向けたプロジェクト型学習が導入され、教室は活気にあふれている。
部活動においても民間コーチの導入や地域クラブとの連携が進み、教員の負担軽減と専門的な指導の両立が図られている。制度の変わり目ゆえの混乱もゼロではないが、時代の要求に柔軟に応える体制づくりが急速に進められている。