契約解除に至るプロセスで発生した金銭問題は小さくなかった。長年所属したジャニーズ事務所からの退社に伴い、レギュラー番組の降板損害や関係各所への違約金が発生したことは事実だ。事務所側との話し合いにおいて、どこまで個人負担が求められたのかは非公表だが、過去の積立金や退職金相当の精算が行われたとされる。
若き日から不動産投資や分散投資に関心を持っていた山口は、完全な無防備状態で危機を迎えたわけではない。若手時代からの堅実な金銭感覚と早期からの資産管理が、芸能界追放という人生最大の局面において強固なセーフティネットとして機能したのである。