だが、物語は突如として予想外のクライマックスを迎える。1988年、21歳の若さで世間を揺るがすニュースが駆け巡った。おニャン子クラブのメインヒットメーカーであり、作詞家としてヒット曲を連発していた秋元康との電撃結婚である。
トップアイドルとグループの仕掛け人による電撃婚。メディアは連日この話題を持ち切りで報じた。そしてファンが受けた最大の衝撃は、結婚発表と同時に明かされた「芸能界からの完全引退」だった。人気絶頂の頂点に立ちながら、彼女は一切の未練を見せることなく、潔く表舞台から姿を消したのである。