近年のアイドル写真集マーケットにおいて、ひとつのエポックメイキングとなったのが乃木坂46の白石麻衣が放った『パスポート』(講談社)だ。女性層からの支持をも巻き込んで歴史的な大重版を繰り返したこの一冊は、出版業界全体のビジネスモデルを大きく変えた。
市場での流通量が多い普及版自体は手頃な価格で手に入るものの、イベント限定の特製アザーカットカバー版や、関係者配布の非売品ノベルティが付属した完品となると話は別だ。熱狂的なファン層による買い支えと相まって、セカンダリーマーケットでの取引価格は跳ね上がり、現行アイドル発のプレミア化の代表格となっている。