定価だけの比較で判断するのは早計だ。現代の宅配料金は、各種デジタル割引をいかに組み合わせるかで最終的な支払額が劇的に変化する。ここに、実質最安値の「逆転現象」が生まれる秘密がある。
ヤマト運輸の最大の強みは、デジタル機能の充実度にある。「ヤマト運輸公式アプリ」を利用し、事前送り状作成やキャッシュレス決済、持込割引(直営店への持ち込み)を組み合わせると、1個あたり150円から200円以上もの大幅な割引が自動的に適用される。クロネコメンバーズ会員限定のデジタル割引は、定期的に荷物を送るユーザーにとって強力な武器となる。
対する日本郵便も「ゆうパックスマホ割」アプリを投入し、基本運賃から180円引きとなるサービスを展開している。さらに、過去1年間の発送実績に応じた継続利用割引なども用意されており、単発利用だけでなくリピート発送でも強みを発揮する。つまり、紙の送り状を書いて現金で支払う従来通りの方法を選んでしまうと、それだけで数百円の損をしていることになるのだ。日常に組み込める生活節約術として、アプリの活用はもはや必須と言える。