2018年2月1日。小泉今日子は公式サイト上で、長年所属していたバーニングプロダクションからの独立を発表した。しかし、世間の度肝を抜いたのは事務所移籍そのものではない。同時に発表された、俳優・豊原功補との関係についての赤裸々な声明だった。
「人間としてのけじめ」として、豊原功補が家庭を持つ身であることを明記し、自らが不倫関係にある事実を堂々と認めたのだ。過熱する芸能ジャーナリズムに追い詰められて白旗をあげたのではない。先回りするように自ら真実を差し出し、逃げ道を塞いだ。この潔さは、過剰な道徳観を押しつける世論に対する静かな宣戦布告のようでもあった。