政治家に転身する以前、彼女はテレビ東京『ワールドビジネスサテライト』の初代メインキャスターとして、経済ニュースの顔を務めていた。洗練された語り口とメディア映えする立ち振る舞いは、当時から群を抜いていた。
その後、政界へ打って出た彼女は、環境大臣や防衛大臣などの要職を歴任。さらに地域政党「都民ファーストの会」の特別顧問として都政に確固たる基盤を築き上げた。家庭や結婚という枠組みに拘泥せず、すべての情熱を仕事と政治改革に注いできたプロセスは、まさに時代の先駆けとも言える。女性政治家のロールモデルとしての評価と、冷徹な権力者という批判の双方が存在するのも、彼女が一切の妥協を許さずに突き進んできた証左である。