では、私たちは目の前の震えが「様子を見ていいもの」なのか、「今すぐ病院に行くべきもの」なのかをどう判断すればよいのだろうか。ポイントは、震えの強さと随伴する症状にある。
単なる風邪の引き始めであれば、温かい衣服を着て水分を摂れば、震えは比較的短時間で収まり、その後じわじわと発熱する。一方で、以下のような症状が伴う場合は、一刻を争うサインだ。
・体がガタガタと震えて、自力でコップの水が飲めない ・唇や爪が紫色(チアノーゼ)になっている ・呼吸が荒く、意識が朦朧としている、または会話が噛み合わない ・震えが30分以上経過しても全く収まる気配がない
これらの症状が見られる場合は、迷わず救急外来を受診するか、救急車を要請すべきである。