早稲田大学政治経済学部を卒業後、1996年にフジテレビに入社した彼女のキャリアは、最初から華やかなスポットライトだけに彩られていたわけではない。現場に足繁く通い、自らの目と耳で確かめた事実を言葉に落とし込む――その泥臭いとも言える取材態度こそが、彼女の基礎を形作った。
「カメラの向こう側にいる一人ひとりの生活者に、どう届くか」。若手時代から一貫して抱き続けてきたこの意識が、どんな緊迫した生放送であっても、冷静さと温かさを失わない独自のスタイルを築き上げた。言葉選びの端々に滲み出る知性と、過剰な演出を廃した飾らない人柄は、瞬く間に多くのファンを獲得することになる。