企画の初期段階では、邦画最大手の東宝と、米大手のワーナー・ブラザースが共同で出資・配給に関与する動きも見られた。伝統的な映画興行のノウハウを持つ二大スタジオの参画は、劇場公開と配信のハイブリッドな展開を模索する試みとして注目を集めていた。
しかし、最終的に全世界へタイムラグなしで届けるスピード感を優先した結果、オリジナルドラマシリーズという形態へのシフトが決断された。映画監督として劇場映画の現場で培った美学を、配信という新たなキャンバスにどのように落とし込むのか。その実験的な試みに、映画産業全体からの視線が注がれている。