SNSのアルゴリズムもまた変化している。激しい議論や刺激的な言葉でインプレッションを稼ぐ時代から、ユーザーが滞在し、深く静かに関わるコンテンツが評価される時代へ移行した。タイムラインにおいて「静寂」を感じさせるアイコンは、TL全体の毒気を抜く効果を持ち、結果として肯定的なコミュニケーションを引き寄せやすいという。
SNSの言論空間に嫌気がさして離脱するユーザーが増える中、穏やかな世界観を保ち続けるアカウント群の存在感は際立っている。激しい自己主張を捨て、一輪の花を置く。それは現代のネット社会に対する、最も優雅でしなやかな「静かな抵抗」なのかもしれない。