体型維持や生活習慣の改善において、茶色い食パンが推奨される科学的根拠は「血糖値の上昇スピード」にあります。食品が体内で糖に変わり血糖値を上昇させる速度を表すGI値(グリセミック・インデックス)を比較すると、その差は歴然です。
精白された白い食パンのGI値が「約90」という高GIに分類されるのに対し、全粒粉パンのGI値は約50〜55前後の低GIにとどまります。GI値が低い主食を摂取すると、食後の急激な血糖値スパイクが抑制され、余剰な糖を脂肪として蓄積させるホルモン「インスリン」の過剰分泌を防ぐことができます。
さらに、全粒粉に含まれる豊富な食物繊維は胃腸内で水分を吸収して膨らみ、消化管をゆっくりと移動するため腹持ちが持続します。間食の防止につながる点も含め、無理のないウェイトコントロールを実現するための優れた主食設計といえます。