保存性に優れる羊羹だが、無敵というわけではない。経年劣化や保管状況の悪さによって傷んでしまった羊羹を誤って口にすると、健康被害を引き起こすリスクがある。開封時には必ず以下のポイントをチェックしたい。
- 表面のカビ:羊羹の表面に白い斑点、緑色や黒色のフワフワした異物が見られる場合は即座に廃棄する。白く浮き出たものが砂糖の結晶化(シュガーブルーム)である場合もあるが、素人判断は危険だ。カビの菌糸は目に見えない深部まで伸びている可能性がある。
- パッケージの膨張:未開封の小袋がパンパンに膨らんでいる場合、内部で嫌気性細菌が繁殖し、ガスが発生している証拠だ。
- 異臭と味の変化:酸っぱいにおい、カビ臭、あるいは石油のような異臭を感じたら絶対に食べてはならない。口に含んだ際にピリッとした刺激や酸味を感じた場合もすぐに吐き出すべきだ。
- 離水と食感の崩壊:表面から水分が異常に染み出し、触るとドロドロに崩れる状態は、加水分解や組織の破壊が進んでいるサインである。