福岡市中央区天神1丁目の福岡市役所本庁舎西側に広がる「ふれあい広場」は、面積約4,000平方メートルを超える開放的な都市型オープンスペースです。天神ビッグバン再開発の最新動向が進展する中、周辺では先進的なオフィスや商業施設を内包する超高層ビルが次々と竣工していますが、この広場は過密化する都心における「貴重な都市のエアポケット」として再評価されています。
広場の足元には天然芝や舗装エリアが整備され、周囲を取り囲む街路樹がビル風を和らげるとともに、都心のヒートアイランド現象を抑制する環境インフラとしても機能しています。福岡市都市戦略プランにおいても、ふれあい広場は「官民共創による賑わい創出の実験場」と位置づけられ、単なる行政庁舎の付属広場にとどまらない多機能なパブリックスペースへと成熟を遂げました。
平日昼休みには近隣オフィスワーカーの憩いの場やテイクアウトランチの消費スポットとして親しまれ、週末や祝日には福岡を代表するカルチャーフェスの主会場へと姿を変えます。このように日常と非日常をシームレスにつなぐ柔軟な空間設計こそが、福岡市役所西側ふれあい広場の現在における最大の強みといえます。