手仕事の価値が見直される中、手芸・ペーパークラフト業界では「折る」技法と「切る」技法を融合させたハイブリッドスタイルが目覚ましい発展を見せている。単に紙を折るだけでなく、折り畳んだ状態からハサミやデザインナイフで微細なカットを入れる切り紙の手法を取り入れることで、まるでレース編みのような複雑な透かし模様が手軽に作れるようになった。
クラフトメーカー各社もこのトレンドに迅速に反応している。あらかじめ六角形のガイド線が微細にプリントされた専用紙や、極細の刃先を持つ精密カット用ハサミなど、初心者でもプロ級の精度を出せる道具類が次々と市場に投入され、愛好家の裾野を広げている。