例年3月下旬から4月上旬にかけて、約1,000本ものソメイヨシノが1kmにわたって咲き誇り、隣接する黄色い菜の花畑と見事な競演を果たす。しかし、シーズン中のピーク時には周辺道路が著しい渋滞に見舞われることでも有名だ。現地を取材して見えてきたのは、混雑のピークをスマートに回避する抜け道の存在である。国道4号線のメインルートを避け、茨城・千葉方面からの裏道や、早朝7時前の現地到着を目指すアクセス戦略が極めて有効だ。
駐車場に関しても、堤の中央にあるメイン駐車場は開園直後から満車になりやすい。そこであえて少し離れた東武日光線幸手駅から徒歩やレンタル自転車を活用する、あるいは市内の臨時特設エリアを活用するルートを選ぶことで、車列での数時間のロスタイムを劇的に削減できる。また、最高の映え写真を狙うなら、堤のゆるやかなカーブを見下ろせる北側の高台が穴場撮影スポットだ。朝の光が斜めに差し込む時間帯は、ピンクの桜屋根と黄色い絨毯の奥行きが最も際立ち、SNSでも絶賛される一枚が確実に撮影できるだろう。