人気受験漫画『ドラゴン桜』でも描かれた通り、偏差値の数値を手っ取り早く伸ばすための「秘密」は、実は得点そのものを追うことではない。
模試で効率よく数値を跳ね上げる秘訣は、「標準偏差が大きい科目」や「周囲が失点しやすい難問の完答」ではなく、「受験生の多くが正答する標準問題を絶対に落とさないこと」にある。平均点が低い難しい試験ほど、1点の重みが大きくなり、1問の正解が大きく数値を押し上げる。
また、得点が伸び悩む科目を集中的に補強するほうが、既に得意な科目をさらに伸ばすよりも偏差値の押し上げ効果は高い。偏差値の計算構造上、平均点以下の状態から平均点まで引き上げるプロセスが最も少ない労力で高い伸び率を示すからだ。