平成29年4月、肺炎のため83歳でこの世を去ったペギー葉山。前日まで元気に仕事をこなし、歌の練習を欠かさなかったという突然の訃報は、昭和歌謡を愛する人々に深い悲しみを与えた。体調を崩してから息を引き取るまでの時間はあまりにも短く、関係者も事態を受け止めるのに時間を要したほどだった。
最期まで現役歌手としての矜持を失わなかった彼女の姿勢は、音楽業界全体に深い感銘を与えた。自らの衰えを見せることなく、ステージの上で輝き続けた生き様。遺された数々の音源と功績は、日本歌謡史における貴重な財産として今も大切に語り継がれている。