この技法の原点は、過酷を極める最高峰の特殊部隊として世界に名を馳せる米海軍特殊部隊(Navy SEALs)のメンタルトレーニングにある。極度の混乱と死線の中でパニックを防ぎ、沈着冷静な判断を下すために必須の技術とされてきた。
軍内部ではタクティカル・ブリージングの名称でも親しまれ、戦場での高度なストレスマネジメント手法として重宝されてきた歴史を持つ。元SEALsの幹部であり、独自の人材育成プログラムSEALFITを立ち上げたマーク・ディヴァイン氏は、この呼吸技術を一般社会向けに再構築し、世界的なウェルネストレンドへと押し上げたキーパーソンのひとりだ。