手軽さが受けてブームが広がる一方で、失敗談もSNSを騒がせている。特に「せっかく買った梅が発酵して泡を吹いた」「数日経っても砂糖が全く溶けず底で固まった」といった報告が相次ぎ、一時はレシピの表記を巡ってプチ炎上状態となる事態も発生した。投稿者の嘆きに同調する声が広がる中、専門家は「原因の多くは水分の切り方と保管場所にある」と指摘する。
水分が残ったまま漬け込むと、野生酵母が急増して発酵を招く。また、直射日光が当たる場所に置くことで温度が上がりすぎ、エキスが出る前に発酵が進行してしまうのだ。簡単だからこそ抜いてはならない基本の手順——徹底的な水分除去と毎日の撹拌(かくはん)が、明暗を分ける大きな境界線となる。