メガバンクと地方銀行の年収差は、もはや「同じ銀行員」という括りでは説明がつかないレベルにまで広がっている。大手のトップ層であれば30代半ばで年収1000万円に達するケースが珍しくない。一方、地方銀行では50代の管理職であっても年収700万〜800万円にとどまるケースが少なくないのが現実だ。
なぜこれほどまでの差が生まれるのか。最大の要因は海外事業の収益力と運用資金のスケール感にある。世界中に拠点を開拓し、非金利収入の比率を高めた大手行に対し、地方銀行は地元企業の融資需要減退に長年苦しんできた。その結果、平均年収において数百万円規模の隔たりが定着してしまったのだ。