将豊氏の名が全国的な注目を集める大きな転機となったのが、日本青年会議所(JC)第72代会頭への就任だ。全国数万人の若手経営者を束ねるトップとして、各地の地域活性化や課題解決に奔走。この時期に培われた全国規模の人間関係と組織運営能力は、彼にとって計り知れない財産となった。
経済界のみならず、政界の若手政治家や各省庁の官僚たちとも太いパイプを築き上げたのは周知の通りだ。現場の声を吸い上げ、政策提言へと結実させるプロセスを実践した経験は、単なる「実業家」の枠を超えた存在感を決定づけた。政界筋からは「JC会頭としての立ち振る舞いには、政治家としての素養が十分にうかがえた」との声も漏れる。