彼の決断の原点を知る上で欠かせないのが、Netflixで世界配信されたドキュメンタリー『ARASHI's Diary -Voyage-』だ。カメラが捉えたのは、スターとしての重責に押し潰されそうになりながらも、ファンとメンバーに対してどこまでも誠実であり続けた一人の人間の姿だった。
「一度自由な生活をしてみたい」――その一言に至るまでの葛藤と、20年以上にわたって駆け抜けた極限状態の日常。あのドキュメンタリーに刻まれた本音の吐露こそが、現在の休業期間の必然性を物語っている。彼にとって今の時間は、羽を休め、魂を再充填するための不可欠なプロセスなのだ。