ドラッグストアの利便性が向上した一方で、利用者の間で不満やトラブルが絶えないのが「調剤の待ち時間」と「医薬品の欠品」です。SNSや知恵袋などのコミュニティを分析すると、「処方箋を出してから1時間半以上待たされた」「熱があるのに店内のベンチで放置された」といった生々しい口コミが散見されます。
大手調剤併設ドラッグストアで勤務する現役薬剤師は、現場の内情を次のように語ります。
「門前薬局(病院の目の前にある薬局)と違い、ドラッグストアの調剤室は持ち込まれる処方箋の医療機関が多岐にわたります。大学病院、近隣の内科、小児科、皮膚科など、多種多様な処方箋が一度に持ち込まれるため、常備すべき医薬品の種類が千数百種類を超え、在庫管理の難易度が極めて高いのです。珍しい規格の薬や小児用シロップなどが重なると、近隣店舗からの小分け調達に時間がかかり、結果的にお客様を待たせてしまうことになります」
こうした近くの処方箋薬局 待ち時間 評判の悪化を解消する決定打となっているのが、ドラッグストア 処方箋送信 アプリの普及です。病院の会計待ちをしている間にスマートフォンで処方箋を撮影して送信しておけば、店舗到着時には調剤と鑑査が完了しており、滞在時間わずか数分で薬を受け取ることができます。さらに2026年現在は、電子処方箋の普及率が70%を突破したことで、処方箋原本のやり取りなしで引換番号のみで事前準備が進むシステムが定着し、待機ストレスは劇的に軽減されつつあります。