欧州の名門オーケストラとの共演や、海外の主要都市でのコンサートツアーも活発に行われている。日本の伝統的な美的感覚——侘び寂びや余白の美——を、西洋の伝統であるシンフォニーの構造の中に自然な形で組み込む彼のアプローチは、海外の音楽批評家からも高く評価されてきた。
国境を越えて演奏される彼のスコアは、もはや「日本の劇伴」というローカルな枠組みを完全に脱している。グローバルなクラシック・コンテンポラリーの文脈の中で、確固たる地位を築き上げた数少ない日本人作曲家の一人として、その影響力は年々増すばかりだ。