ひょっこりはんの経歴を深掘りすると、画面越しの脱力系キャラクターからは想像もつかないストイックな一面が浮かび上がってきます。出身高校は、滋賀県草津市にある県立の共学校・滋賀県立草津東高等学校です。同校はサッカー部をはじめ全国レベルの部活動を多数擁する文武両道の進学校として知られています。
学生時代の宮下聡が打ち込んでいたのがソフトテニスでした。中学から本格的にラケットを握り、高校時代には主将としてチームを牽引。厳しい近畿予選を勝ち抜き、全国高校総体(インターハイ)に2年連続で出場したほか、国民体育大会(国体)への出場経験も持つトップアスリートでした。コート内を俊敏に動き回り、相手の裏をかく動体視力と体幹の強さは、後の「あらゆる隙間から瞬時に顔を出す」体当たり芸の基礎体力に直結しています。
高校卒業後、学業面でも高い目標を掲げた彼は、2年間の厳しい浪人生活を乗り越えて名門・早稲田大学人間科学部に進学します。大学進学後はテニスサークルと並行して、数々の人気芸人を輩出してきた名門学生お笑いサークル「お笑い工房LUDO」に所属。第11代の幹事長を務めるなど、当時からサークルの中心人物として組織をまとめ上げていました。早稲田大学で培われた論理的思考力と人間観察眼こそが、彼の緻密に計算されたキャラクター設計の土台となっています。