セツナが人間に対して凄まじい憎悪を抱いていた理由は、自らの故郷である氷狼族の村が人間の兵士たちによって襲撃され、仲間たちが無残に蹂躙された過去にありました。復讐を誓いながらも、病と奴隷という境遇に絶望していたセツナにとって、圧倒的な力と知略を持つケヤルガは唯一の希望となります。
ケヤルガは単なる優しさではなく、「復讐を遂げさせてやる代わりに、自らの命と忠誠を捧げよ」という冷徹な条件を提示します。セツナはその提案を受け入れ、ケヤルガの復讐の道具となることを自ら選びました。
さらにケヤルガは、セツナの戦闘能力を飛躍的に高めるため、氷狼族の限界突破を促す儀式(体液の摂取によるレベル上限解放)を敢行。セツナは真の力を手に入れ、ケヤルガに絶対の忠誠を誓う狂気の絆が完成することになります。この一連のプロセスこそが、第5話最大のハイライトです。