日本のビジュアルカルチャーを牽引してきた二大巨頭、集英社と講談社。両社が長年にわたり培ってきたノウハウは、グラビア表現のあり方を決定づけてきた。『週刊プレイボーイ』をはじめとする人気誌の紙面では、時代ごとに社会の空気を反映した先鋭的なビジュアルが次々と誕生している。
誌面を飾るグラビア写真集の歴史を振り返ると、表現の限界値を模索する編集者とアイドルの真剣勝負がそこにはあった。過剰な装飾を削ぎ落とし、被写体そのものが持つ存在感を浮き彫りにするアプローチは、出版文化の成熟とともに確立されていったのだ。