Hilcrhymeの名を全国区に押し上げたのは、間違いなく2009年に発表された名曲「春夏秋冬」でした。四季の移ろいとともに愛する人への想いを紡いだ同曲は、配信累計1,000万ダウンロードを超える歴史的大ヒットを記録し、日本レコード大賞新人賞を受賞するなど社会現象となりました。
それだけに、元メンバーの不祥事によって過去の楽曲や功績までもが否定されかねない危機に直面したTOCの苦悩は、想像を絶するものでした。相方の脱退後、解散という選択肢も頭をよぎる中、TOCが下した決断は「Hilcrhymeという看板を絶対に下ろさない」という覚悟でした。
2018年9月、日比谷野外大音楽堂で開催されたワンマンライブ『Hilcrhyme LIVE 2018「One Man」』にて、TOCは一人体制での活動再開を宣言。ステージ上で「Hilcrhymeを一生背負っていく」と力強く誓った姿は、集まった超満員のファンの涙と大歓声を誘い、奇跡の復活劇として音楽史に刻まれました。