多角化する現在の人材育成・社員研修業界において、「平林流」のスパルタ指導はどのように位置付けられているのだろうか。
近年は心理的安全性を重視し、新入社員のメンタルケアや褒めて伸ばす研修手法が主流となりつつある。そうした中で、相手の逃げ道を塞ぐような指導スタイルは「時代の逆行」「ハラスメントを助長する」との批判を受けることも少なくない。しかし一方で、マニュアル通りの対応しかできない若手が増える中で、度胸と真のホスピタリティを身につけさせる「特効薬」として評価する経営層も根強く存在する。業界内でも評価は二分しており、伝統的なビジネスマナーの枠組みを揺るがす異端の存在として注目され続けている。