数ある展示のなかでも格別の存在感を放つのが、名作として知られるオリゾンティア(金魚大賞鉢作品だ。巨大な鉢の中に作り出された水の世界は、上部から見下ろす視点と側面から覗き込む視点でまったく異なる表情を見せる。優雅に泳ぐ希少な品種の金魚たちが描く軌跡は、まるで動く水墨画のようだ。
さらに現在、期間限定の特別演出や新作アートワークが順次公開されており、何度訪れても新しい発見がある。水槽を囲む切子ガラスの細工や、竹林を模した幻想的な回廊など、日本の伝統工芸と水槽技術が融合した美のディテールは見逃せない。