シルエット構造だけでなく、生地の「落ち感」とネックラインの形状選びがスタイルアップの勝敗を分ける。薄手で伸縮性の強すぎる薄手カットソーは、下着のラインや胸の形を拾いすぎてしまい逆効果になるケースが多い。今期トレンドの主流は、8オンス前後の高密度コンパクト糸で織られたヘビーウェイト生地だ。ハリのある適度な厚みがバストの丸みをマイルドにカバーし、肉感を拾わない。
さらに首元のデザイン設計も進化した。極端な深Vネックではなく、鎖骨の美しいラインを見せるワイドな横広クルーネックやスクエアネックが支持を集めている。首元から胸元への視線を横ではなく縦に逃がす光学設計により、顔周りをシャープに見せながら胸元の圧迫感を自然に相殺してくれるのだ。