食後に皮膚の違和感や発疹に気づいた場合、現場での迅速なファーストエイドがその後の経過を左右する。食事中であれば直ちに摂取を止め、水で口の中をしっかりとすすぎ直す。発疹が出ている部位には、氷嚢や冷えた濡れタオルを当てて冷やすことで、血管の拡張を抑え、ヒスタミンによる猛烈な痒みを一時的に和らげることができる。
受診のタイミングにおいて遅れは禁物だ。発疹が全身に広がっている場合や、過去に重篤なアレルギーを起こした経験があるなら、ただちに夜間急患センターや救急外来を受診すべきだ。あらかじめ医師からアドレナリン自己注射薬(エピペン)を処方されている患者であれば、迷わず大腿部外側に注射を行い、直ちに医療機関へと搬送される手配を取らなければならない。