Web上には「誰でも簡単に数分でエアコンを取り外せる」といった情報が散見されますが、現場のプロから見れば危険な誤解が多数含まれています。
- 「勘や時間だけでポンプダウンを完了できる」という誤解:ネット上では「2分運転すればガスは戻る」と解説されることがありますが、配管長や外気温によって適正時間は大きく変化します。過度な運転はコンプレッサーの焼き付きや破裂の原因になります。
- 「引越しで配管を再利用すれば安上がり」という誤解:一度使用して硬化した銅管は、曲げ直し時に折れ(座屈)が生じやすく、冷媒漏れの原因となります。エアコンの移設時は原則として配管パイプの新品交換が推奨されます。
- 「配管をニッパーやペンチで切断すれば早い」という誤解:ガスが万が一残っていた場合、火花による引火や高圧噴出による凍傷事故の危険があります。必ずフレアナットを緩めて取り外すのが正規の手順です。