緑茶と並んで注目されているのが、食塩無添加のトマトジュースだ。トマトの赤色色素であるリコピンは、天然物質のなかでも極めて高い抗酸化力を誇る。
コレステロール値そのものを下げるアプローチに加え、血管内でコレステロールが「酸化」するのを防ぐ視点が欠かせない。酸化したLDLこそが血管障害を悪化させる最大の要因だからだ。リコピンは強力なフリーラジカル消去能を発揮し、LDLの酸化変性を未然に阻止する。
また、トマトに含まれる13-オキソ-ODAという不飽和脂肪酸の一種が、肝臓での脂質代謝に関与する遺伝子発現を活性化させることも解明されている。1日1杯の無塩トマトジュースを朝食時のお供にすることが、しなやかな血管を維持する鍵となる。