頓服薬の持つ本来の効果を速やかに引き出し、身体への余計な負担を最小限に抑えるにはいくつかの具体的なポイントが存在する。基本中の基本は、コップ1杯程度の十分な水またはぬるま湯とともに服用することだ。水の量が極端に少ないと、カプセルや錠剤が食道粘膜に付着し、炎症や潰瘍の原因になるリスクがある。
空腹時における服用の取り扱いにも配慮が欠かせない。解熱鎮痛薬をはじめとする多くの薬剤は胃粘膜を刺激しやすいため、可能であれば軽食を胃に入れてから飲むか、多めの水で胃壁を守る工夫が推奨される。医薬品医療機器総合機構(PMDA)が提示する添付文書や各種安全情報を事前に把握し、万が一身体に異常を感じた際は速やかに服用を中止して専門家に相談する冷静さが欠かせない。