長年にわたり日本の芸能界をけん引してきたのが、タモリ、明石家さんま、ビートたけしの「BIG3」だ。この3名こそが、現代のバラエティ番組やトーク番組の基礎を創り上げた功労者であることに異論の挟みようはない。
伝説的番組『笑っていいとも!』を四半世紀以上にわたり生放送で回し続けたタモリの、肩の力を抜いた自然体の仕切り。明石家さんまが誇る、一瞬の隙も見逃さずスタジオ全体を爆笑の渦に巻き込む圧倒的トーク力。そしてビートたけしが持ち込む、毒とユーモアが同居した唯一無二の世界観。彼らが画面に映るだけで番組の格が上がる時代が確かに存在した。
だが、歳月の流れは抗えない。番組の幕引きや出演本数の調整など、彼らの露出形態は徐々に変化している。かつてのような毎日テレビで見かける存在から、要所を締めるレジェンドとしての立ち位置へとシフトしているのが現実だ。