日本とタイを行き来する際、直行便の飛行時間と時差の関係を正しく把握しておくことは、現地到着後の行動計画を立てる上で決定的に重要です。まず、日中・主要時間帯の対比表を確認しておきましょう。
直行便フライト時間とチケット表示の「見かけのトリック」
羽田・成田・関西・中部・福岡など主要空港からバンコクと日本を結ぶ飛行時間の直行便データを見ると、往路(日本発→バンコク行き)は約6時間〜7時間半、復路(バンコク発→日本行き)は偏西風(追い風)の影響で短くなり約5時間半〜6時間半で運航されています。
航空券(Eチケット)に記載されている出発・到着日時は、国際航空業界のルールにより「すべて現地のローカルタイム」で記載されています。ここに見かけの時間のマジックが生じます。
- 往路の例:成田を午前10:00(日本時間)に出発し、飛行時間が6時間30分の場合、日本時間では16:30に着きます。しかし、タイは2時間遅れているため、スワンナプーム空港の到着時間は「同日14:30(現地時間)」と記載されます。「時計の上では4時間半しか経っていない」ように錯覚しますが、体内ではしっかり6時間半が経過しています。
- 復路の例:バンコクを深夜23:00(タイ時間)に出発し、飛行時間が6時間の場合、タイ時間では翌朝05:00です。しかし、日本は2時間進んでいるため、羽田空港の到着時間は「翌朝07:00(日本時間)」となります。「一瞬で朝になった」感覚に陥り、深刻な睡眠不足を招きやすくなります。