椿鬼奴を語る上で欠かせないのが、一度聴いたら忘れられないかすれ気味のハスキーボイスです。世間では「生まれつきの声」「極度の愛煙家・酒豪だから」と思われがちですが、本人が語る経緯はより複合的です。
学生時代の彼女は極めて澄んだ声の持ち主でした。しかし、20代の頃に毎晩のように通ったカラオケでBon Joviや昭和歌謡を喉から声を張り上げて歌い続けたこと、さらにNSC時代に発声の基礎がないまま大声を出し続けたことが原因で声帯を酷使。喉を痛めてポリープを形成した状態のまま喋り続けた結果、現在のような唯一無二のしゃがれ声が定着しました。医師から手術を勧められたこともありましたが、「この声こそが自分の商売道具でありアイデンティティ」としてあえて現在も維持しています。
一方で、近年のYouTubeチャンネルや旅番組で披露されるすっぴんの素顔には、視聴者から「肌が信じられないほど綺麗」「すっぴんの方が圧倒的に若く見える」と称賛が寄せられています。普段の濃い舞台メイクをオフした彼女の素肌は、キメが細かく白く透き通っており、日頃の徹底したスキンケアや丁寧な生活ぶりがうかがえます。荒々しい声と上品な素顔のコントラストが、彼女の人間的魅力を一層引き立てています。