スマートフォンを用いた電子チケットが主流となった現在、「急に行けなくなったから家族や友人にスマホを貸して入場させる」「親のスマホで子どもの分を表示する」といった行為の可否も厳しく問われています。
結論として、チケット発券システムが公式に提供する「分配機能」を使わない名義貸しや端末の貸し借りは、原則として不正入場と判定されます。各プレイガイド(チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット等)では、親チケット(申込者本人のチケット)は譲渡不可とし、同行者分のチケットのみ分配を認める仕様が一般的です。
さらに、主要アリーナやドームクラスの公演を中心に、高精度AIを用いた顔認証ゲートの導入や公的身分証明書による徹底した本人確認が常態化しています。事前登録された顔写真データと来場者の照合は1秒未満で完了し、写真付きマイナンバーカードや運転免許証の提示を求められるランダムチェックも頻繁に実施されています。名義人と来場者の不一致が確認された瞬間に入場を断られ、いかなる事情説明も受け入れられないケースが厳格に運用されています。