近年、笠浩二さんは故郷である熊本県に拠点を移し、体調と向き合いながら穏やかに音楽活動を続けていた。死因は脳梗塞(慢性心不全)と発表されており、長年にわたり足腰の不調や持病との闘いを余儀なくされていた。しかし、ステージに立ちたいという彼の情熱が消えることはなかった。
晩年のソロライブやアコースティックセッションでも、スティックを手にする彼の眼光は鋭く、音楽に対する真摯な情熱は全盛期と変わらなかった。病魔に侵されながらも最後までミュージシャンとしての誇りを持ち続け、自らの音を響かせ切った人生だったと言える。