ブヨの毒素アレルギーが強い場合、患部に水ぶくれができることがある。この水ぶくれを無理に潰すのは厳禁だ。破れた皮膚から黄色ブドウ球菌などの細菌が進入し、化膿性皮膚炎を引き起こす危険が高まる。
もし水ぶくれが破れてしまったり、しこりが長引く場合は、早めに皮膚科を受診すべきだ。医療機関では、市販薬よりもはるかに強力な医療用ステロイド外用薬(ストロング〜ストロンゲストランク)が処方される。また、激しい痒みに対しては抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬の内服を併用することで、夜間の睡眠障害を防ぎ、掻き壊しの悪循環を遮断できる。
2026年現在の皮膚科診療では、慢性化した結節(固いしこり)に対してステロイドの局所注射や、ターゲット型光線療法などの選択肢も定着しており、「数ヶ月消えないしこり」に対しても積極的なアプローチが可能となっている。