洗車現場で圧倒的なシェアを誇るのが、1915年に牧田茂氏らが名古屋でモーター販売修理店として創業した歴史を持つ株式会社マキタだ。プロの職人を唸らせてきた堅牢なバッテリーシステムが、そのまま洗車ファンの心をつかんでいる。
しかし、市場の盛り上がりとともにライバル勢も黙ってはいない。パワーツール分野で確固たる地位を築く京セラ インダストリアルツールズ株式会社は、旧リョービ時代から培った扱いやすい製品群で着実にファンを増やしている。さらに、強力な洗浄能力で知られるケルヒャー ジャパン株式会社の高圧洗浄機とブロワーを組み合わせる洗車スタイルも、本格派ユーザーの間で浸透してきた。
家庭用DIYツールの枠を超え、作業現場のツールがカーケア文化を再定義する現象は、まさに現代の工具トレンドを象徴する動きと言える。