八尾市には近年、多くの外国籍住民が暮らしており、多様な文化背景を持つ人々が地域社会に溶け込むための支援が急務となっていた。ここでは、従来の「日本語教室」の枠組みを大幅に拡大している。
言語の習得だけを目的とせず、料理や伝統工芸、防災訓練などを通じた相互理解のプログラムが充実しているのが特徴だ。日本人の市民と外国籍住民が対等な立場でペアを組み、互いの文化や生活の知恵を教え合う。対話を通じてお互いの「顔が見える関係」を作ることで、地域における偏見や無理解を解消し、真の多文化共生空間を作り出している。